体内・血管内がサラサラですとスムーズに流れるので、体内の細胞に速やかに必要な栄養や酸素が届き、二酸化炭素や老廃物が運び出されて健康が保たれます。
一方、ドロドロだと粘性が高いので流れにくく、体に必要な栄養も中々細胞に届きません。血管が詰まりやすく、血管壁もダメージを受けるため動脈硬化に繋がります。
30代後半の私は介護がシンドかったのとコロナ太りもあり、多分、それ以前よりその頃は体内がドロドロしていたでしょう。兎に角、昼夜の食事量が多かった、特にごはんの量が多いのなんの。母が準備するとご飯がテンコ盛りなんです。
昨年、母のヘモグロビンA1cが10を超えてしまって内分泌に通うようになって暫くし、私の血液検査でも毎年の結果を見てみると少し高めで推移しているという事で、しばらくして専門医=内分泌科に通う事になりました。ちなみに私はヘモグロビンA1cが6台です。
母は入浴介助などが必要なんですが、料理は頑張れる時はリハビリという事もありやってもらっています。ですので、ごはんがテンコ盛りで出て来る。今の私には出来るだけ少なく出してもらい、テンコ盛りで持ってきたら怒るようになりました。それくらいしないと、中年の私に向かって「あなたは育ちざかりなんだから」と言う頑固者な精神病でもある母には通用しないのです。もちろん私が手伝ってもいるのですが、すかさずテンコ盛りで出してくる。困った困った。
また、母の料理は脂っぽいものがあったり、肉料理だと肉がやたら多かったりしました。今では野菜の量を増やしてもらい、油っぽさも減らしてもらいました。
でないと血中のコレステロールや中性脂肪が増加し、ドロドロリスクが高まります。
さらに女性である私の場合、更年期が近づけばコレステロールの代謝を促し、サラサラや血管のしなやかさを保つように働いていた女性ホルモン=エストロゲンが急激に減少します。ますます血中のコレステロールが増加しがちになります。
太りやすくなったり、健康値が適性の範囲を超えてきたのも、食べ過ぎとエストロゲン減少、両方の影響が考えられます。自覚症状がないからとそのままにしておくと、動脈硬化が進み、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす心配も。
そのドロドロリスクを減らすため、とにかく野菜を増やし、あるものを減らしました。
ぶくぶく太った時は野菜はちょびっとでした。昔は朝食抜きだったのを、今は朝は食物繊維入りのプロテインやオートミールを食べていて、昼と夜がご飯少な目の食事。必ず昼夜には生野菜のサラダや副菜に野菜料理を付けています。
肉料理も焼き料理が中心で、揚げ物禁止令を出しています。父はコレステロール値が抜群に良いのでコロッケとか食べますが、私は滅多に食べません。
そしてぶくぶく太っていた時に頻繁に食べていたのが「ソーセージ」。お腹が太鼓腹になって力を入れても凹まなくなってきて、内臓脂肪がついて来たなと判っていたので原因はソーセージとは思っていたのですが、食べるのをほぼ止めて3年で凹まなくなっていたお腹がちゃんと凹むようになりました。ウェストもー10cm。
正しい食生活と継続は大事ですね。
2023/07/06